2023/6/6 古本屋/叔父の部屋

2023/6/6 古本屋/叔父の部屋
 
過去に書いた日記のアーカイブです
 
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古本屋のバイトに落ちました。チクショー。
 
古本屋というと、必ず祖父家の叔父さんの部屋にあった1990年代~ゼロ年代初期を煮詰めたような本棚を思い出す(本棚にはよつばとあずまんが大王パトレイバーエルフを狩るモノたち等等があった。)
祖父の家で毎年盆の時期と、僕と兄の誕生日に焼肉を食べるというのが海綿家の風習というか行事だったのだが、毎回肉を食べ終わると大人たちの晩酌が始まるので、酔っ払いから逃げるように僕と兄は二階に上がり、空き部屋になっている叔父さんの部屋で時間を潰していた。
叔父さんの部屋は掃除をたまにしかしないせいで黴臭い匂いがしていて、
でもそれが秘密基地のようで好きだった。
さっき言った本棚から漫画をとって、酒飲みの宴が終わるまでこれまた黴臭いベッドにもたれ掛かって読む。

古本屋の匂いがその部屋、漫画の黴の匂いと似ていて、ふるいちに行ってはちょっと懐かしさを覚えている。

 

つーか古本屋行ったら絶対お腹痛くなるんだけどなにこれ?呪い?

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この時期は梅雨だったので、黴臭かったんだろうな。

そういや日記中にも出てきましたが、叔父の部屋で出会ったあずまんが大王が全ての元凶になってるんですよね 叔父さんが電撃系にハマらなければ、あずまんが大王を買わなければ、僕はこんなことにはなっていなかったはず……

他にも後に兄弟でハマることになるハガレンのDVDBOXがあったりと、かなり自分のオタクの原風景になってますね  

 

それはそうと叔父はすっかりオタク辞めて、結婚してるんですが、なんか押し付けられた感じですかコレ!?

 

オチの付け方が日記と一緒で手数の少なさが見え見えですね

ヒロイン全員電波

あーヒロイン全員が電波だったら良いなー

 

今日もコタツで不貞寝しながらそんなことを思っている。


電波と一口で言っても、色々だ。

原義通り電波を受信、発信してるゆんゆんな美少女
宇宙人、未来人、超能力者、異星人、異世界人……だと思い込んでいる美少女
意味が良く分からない単語を羅列する美少女・・・

僕は彼女たちがおしなべて好きだ。
なんでかって、恰好良いから。

僕らは余りにも謎多き少女が好きすぎる
きっと竹取物語とかから好きなんだろうな。日本人の精神性ですわ

かぐや姫が月から来た女の子ってマジ?僕は最初、んなアホなって思ったね。
余りにもSFすぎる。富士山の上で香を焚いたんだっけ。カッコ良すぎるだろ。UFO呼んでんかい。
まあ実際かぐや姫×UFOの題材で映画が取られてるらしいね。

そんなことはどうでもよく。
「私は月から来た姫なのです。もうすぐ迎えが来ます。」
って電波すぎる。
竹取物語のタイトルを今すぐ「電波女と竹取翁」に変えた方が良いと思う。

ってのもどうでもいいな。

animestore.docomo.ne.jp

 

僕が電波少女を好きな一番の理由は、彼女たちが何かを心から信じているということで、
大概の作品において、電波ちゃんは変わり者だったり、いじめられっ子として描かれる。
そうして、周りの人間の奇異の目に晒されながらも、彼女たちは自分の信仰を貫く姿、そのひたむきさが美しい。パンク。

人生に迷ったり、無為に日常を過ごす主人公の前に現れる、頭のおかしな美少女。
その出会いの中でいくつもの奇跡と出会い、主人公は自分らしい生き方というのを見つけていく。。。

はよ来てほしい。僕は準備できてますよ。

 

本題なんだっけ……

そうだ、ヒロインが全員電波女だったら良いなって話だ。

 

宇宙人、未来人、超能力者、予言者、陰謀論者、電波ゆんゆん美少女...

 

どうやっても平和に終わる気がしない。 ダンガンロンパしそう

 

って考えると、キョンってすげえんだなぁ………………………………

 

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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂを読んだ

 

面白れー

無気力感、将来への諦念を抱えている主人公山本の前に、美少女とチェーンソー男が現れる。

平和な日常を壊すチェーンソー男の出現が、山本にとっては待ち望んでいたことで、ダメ人間(と言ってもそれほどダメじゃない、どうしようもない人間)に美少女を守るという、一本の軸が通るっつー話だ。

 

「いますぐ

 オレを——

 オレを殺してくれ——」

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ滝本竜彦

 

漠然とした〜という枕詞には、大概「将来の不安」が続く。

漠然としない将来など、極論を言えばない。

一つ決まっているとしたら、死ぬということだけだ。

それもいつになるかわかんねーし。ずっと遠いかもしんねーし。

やっぱりそれも漠然としている。

 

命を賭けて取り組む、生活、学歴全てを捨てて、挑戦する。

そんなこと出来ねえよ。

 

作中に登場する山本の友達、能登はフルスピードでカーブに突っ込み、死んだ。

悩んで悩んで苦しんで苦しんで、そして駆け抜けた。らしい。

 

普通はそんなこと出来ねえ

 

だから山本にはちょうど良かった。

死ぬ理由、死に場所が見つかった。

別に死にたいわけじゃない。不安を消し去るような、突っ走るような、確かで、何よりも優先すべきことが欲しかったのだろう。

 

くそ、羨ましいなぁ。

僕はいつまでこの漠然とした——という枕詞を使い続けるのか。

どれだけの青少年少女が、この悩みを抱え、苦しんでいるのだろう

 

何者もなれない〜とか聞く度にうんざりする。

うるせえ! 何かに成るために生きてるんじゃねえ!! と一喝するのものの

その裏でデカくなりたい、このまま大人になりたくない、と思っている

 

僕らは生きるのが下手すぎる。

 

もう既に何かを成し遂げた人間は フルスピードで突っ込め!なんて言うが、まともな人間にはそんなこと出来ねえ。 

だいたい大概において、そんなことを言う奴にも、苦しい時期があったはずだ、どうやって生きてきゃいいのか、どうやったらデカくなれんのか、ずっとずっと悩んでいたはずだ。 それを言えっての

え?悩んでねえ? しばくぞ!!!

その葛藤の中で努力を重ねて来たはずだ。 そうであって欲しい。

 

生きるのが下手すぎる! 苦しい苦しい苦しい 

 

今すぐ

今すぐ僕を

殺してくれ!!!!

 

———時は満ち、ついに俺のところにも怪人チェーンソー男、そして美少女が同時にやってきた!!!

 

任せろ任せろ、助けてやるよ!!!人生を捨てて、命を賭けて助けてやるよ!!!

突っ走って死んでやるよ!!!!!!

 

え?チェーンソー男じゃなくて、チェンソーマン??

逆に危ないところを助けてもらった??

 

あっ、そう、それなら良かった。

 

気を付けて帰りなよ

 

さて、、、家帰ってエロゲでもやっかな〜!